カテゴリー別アーカイブ: ART FAIR

フェア開催に向けて

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写真_下見の様子

 寒かったお花見シーズンもあっという間に過ぎ去り、日増しに春の陽気が続く今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回のブログは、先日行われました展示場の下見の様子について、4月からART OSAKA 事務局スタッフをしております、新人・室谷がレポートさせていただきます。

4月14日(月)上着を脱ぎたくなるほどの暖かな日差しの中、「ART OSAKA 2014」の会場となりますホテルグランヴィア大阪26階にて客室等の下見がおこなわれました。下見は、4月と5月の2回にわたって開催されます。今回は、約30人のギャラリスト・アーティストの方々がお集まりくださいました。

7月のフェア開催まであと3ヶ月足らず。一時間ほどの限られた時間の中、みなさまは部屋の広さや家具の配置などを入念にチェックされ、また、ホテルスタッフの方々やART OSAKAスタッフとも展示方法の相談や家具の移動等について打ち合わせていきました。

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写真_客室下見の様子

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写真_客室の様子

会場となりますホテルグランヴィア大阪はJR大阪駅直結の利便性の高いホテルで、「ART OSAKA 2011」からご協力いただいております。26階からの眺望はすばらしく、ナイトビューイングでは、夜景とともにアートをご鑑賞いただけることもART OSAKAの楽しみの一つとなっております。

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写真_ホテルグランヴィア大阪26階からの眺め

今回、出展ギャラリーの中の15軒が参加されます[EXHIBITION PLUS]では、展示専門スタッフも加わり展示により力を入れていきます。美術館でもホワイトキューブでもない、ホテル客室という生活空間に近い場所を異空間に変えてしまうことができるのは、現代美術の醍醐味でもあり、「ART OSAKA」ならではのものではないでしょうか。フェア開催当日、ギャラリスト・アーティストたちの手によってどのような展示がなされていくのか楽しみで仕方がありません。

下見途中、「ギャラリーやアーティストのご要望にできる限りお応えします。」と柔軟に対応してくださるホテルスタッフさん。そのお言葉に胸が熱くなり、たくさんの力が結集してART OSAKAが形作られていることを実感いたしました。

ホテル高層階に約50ものギャラリーが一堂に会す「ART OSAKA」。7月12日(土),13日(日)のたった二日間の開催となりますが、アーティストと会話することやアートに触れること、「アートを買う」ことで広がるアートの楽しみ方をより多くの方々に味わっていただけますよう、実行委員並びに事務局ともに尽力させていただきます。

Text:室谷智子(ART OSAKA 2014事務局スタッフ)

多様なアートフェアのかたち

写真_会場外観

写真_会場外観

みなさまこんにちは。3月も中頃に入り先日まで続いていた全国的な寒波も少し落ち着いてきましたが、もう少し暖かい日が続くのが待ち遠しいですね。

さて、今回のブログは、ART OSAKA事務局にて、2月からスタッフをしております新人・鈴木が東京のアートフェアを見に行った感想を執筆していきます。

全国的に雪も散らついていた 3月7日(金)、8日(土)、9日(日)と東京では「アートフェア東京」(東京国際フォーラム 展示ホール)と「3331 ART FAIR Various Collectors’ Prizes」(3331 Arts Chiyoda(以下:3331))という2つのアートフェアがおこなわれました。

「アートフェア東京」は今年で9回目を迎え、企画展示やトークショーも充実し、日本最大のアートフェアとして連日多くの来場者で賑わっている様子でした。アートフェア東京事務局さんからの速報ですと、来場者数は約5万人にも上ったそうです。

本ブログでは、もう一つのアートフェア「3331 ART FAIR Various Collectors’ Prizes」に足を運んでみての感想を綴っていきます。

写真_会場入り口

写真_会場入り口

今回の3331のアートフェアは、コレクターがセレクトした作家を集め、フェアを開催するというタイプのものでした。2005年から毎年歴史を重ねているアートフェア東京とは異なり、このようにアートフェアを開催するということが新しい試みとなります。

出展単位がギャラリーという通常のアートフェアとは異なり、セレクター(コレクター)によって選ばれたアーティスト一人一人に空間が設けられ、総勢 91名のアーティストが一堂に会し、1階のギャラリー空間で作品の展示販売がされていました。

写真_会場風景1

写真_会場風景1 

少し過去の3331のHPを遡ると2013年に「3331 ART COLLECTOR FAIR」(2013/4/6-2013/4/21)をという展覧会を開催していました。こちらは、フェアではないものの、アートコレクターや団体の持っている作品のコレクション展をおこなうという企画だったそうです。

「3331 ART COLLECTOR FAIR」2013年の企画詳細についてはこちら

ギャラリストでもなくキュレーターでもないコレクターの視点から、展覧会やアートフェアの開催がおこなわれることで、普段美術鑑賞のみをしている方々に、現代美術の作品を「買う」という、鑑賞を超えた関わり方を伝える、新しいきっかけづくりがなされているように感じました。

そして今回、特徴を感じた部分が、「コレクターズ・プライズ」というものが設けられていたことです。これは本企画でセレクターとなった人物や、その他コレクターや団体が賞を設けることで、選出されたアーティストの作品を積極的に購入するなどして、現代アーティスト育成の一翼を担うものとして存在しています。

会期自体も、通常のフェアでしたら3日間程度の短期間で開催されることが多いですが、3331のフェアは1週間おこなわれています。これはカフェやコミュニティスペース、多様なジャンルのギャラリーが1つの施設内に入っており、幅広い世代や分野の人々が集うアートセンターという特質を活かしたもののように感じました。通常のフェアのより会期を長くすることで、「アートを買う。」ということを身近に感じられるようなきっかけづくりとなっているのではと感じました。

写真_会場風景2

写真_会場風景2

会期中のイベントでは、7日(金)におこなわれたトークイベントとレセプションパーティーからはじまり、10日(月)から13日(木)、15日(土)のほぼ連日おこなわれるコレクターズナイト、16(日)におこなわれるシンポジウムなど、1日1イベントのペースで様々な取り組みがおこなわれていました。

写真_会場風景3

写真_会場風景3

今回のフェアをみたことで、一言にアートフェアと言っても、大規模な展示場を使用するものや、アートセンター内でおこなわれるもの、ART OSAKAのようにホテルのワンフロアを使用するなど様々な場所でおこなわれています。場所が異なえば、フェアのアプローチの仕方も様々だということを改めて感じました。

数あるフェアの中でART OSAKAは、ホテルという場所を活かし、家具などが置かれる日常生活に近い雰囲気で作品を身近に感じていただくと同時に、やはり非日常的な特別な空間を持つ中で現代美術をご覧頂きたく思っております。アートに関心のある方はもちろんのこと、ホテルに宿泊される方にも足を運んでいただき、「アートを買う」ということに少しでも関心を向けていただけますよう、実行委員並びに事務局は7月12日(土)、13日(日)の会期に向けて着実に動いております。

展覧会概要
タイトル:3331 Art Fair –Variuus Collectors’ Prizes-
会期:2014年3月7日(金)〜3月16日(日)
会場:アーツ千代田3331 1階メインギャラリー
主催:3331 Arts Chiyoda
URL :http://artfair.3331.jp/

Text:鈴木香澄(ART OSAKA 2014 事務局スタッフ)

EMERGING Director’s Art Fair ULTRA 006 レポート

ULTRA06 会場の様子

ULTRA006 会場の様子

こちらのブログでは、はじめましてになります。山中と申します。
ART OSAKAでは、昨年今年と「ぐるりとギャラリー、大阪ツアー」を関西アートカレンダーの方々と一緒に企画させていただきまして、ご参加いただいたみなさまには大変お世話になりました。

私は、インディペンデント・キュレーターとして外部での展覧会やアートイベントの企画をおこなうことと平行して、大阪市此花区に「the three konohana」というギャラリーを運営しております。10月26日~11月4日に、東京・南青山のスパイラルにて開催されたアートフェア「EMERGING Director’s Art Fair ULTRA 006」(以下「ウルトラ」)の前期(10月26日~29日)に出展して参りまして、そのレポートをお送りいただきます。

ULTRA06 会場の様子

ULTRA006 会場の様子

「ウルトラ」は、タイトルの通り今年で6年目となる、現在国内で継続して開催されているアートフェアとしてはART OSAKA、アートフェア東京に次ぐ老舗アートフェアと呼べるものです。
この「ウルトラ」の特色は、ギャラリスト単位で出展するフェアです。一般的なアートフェアは基本的にギャラリー単位の出展となりますが、この「ウルトラ」はギャラリーのオーナーだけではなく、ギャラリーのスタッフでも個人で出展が可能というものです。

ウルトラ発起人 池内務氏

エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ウルトラ」フェアマネージャー 池内務氏

この「ウルトラ」の発起人であり、フェアマネージャーの池内務さんです。(すいません、ちょっとピントが合っておりません・汗)
池内さんは、このアート業界ではお馴染みの、東京の老舗ギャラリー「レントゲンヴェルケ」の代表として、日本の現代アートを長年牽引してこられた日本を代表するギャラリストのお一人です。ART OSAKAにも、2004年と2006年から毎年出展されています。

「ウルトラ」の趣旨は、明確に『若手ギャラリストの育成』です。アート業界の活性化のためには、自分自身の利潤や名声だけではなく、後継者としての次世代のギャラリストをどんどん輩出していくこと。池内さんの「ウルトラ」設立の意図にはそれが明確にあり、現在もその目的は揺るいでいません。つまり、ビジネスとしてのギャラリストの重要な要素の一面を、アートフェアで鍛える場としての「ウルトラ」なのです。
これまでにも、「ウルトラ」を通過した多くの若手ギャラリストにも、海外のアートフェアに頻繁に出展するようになったり、独自の動きで国内外に通用するトップギャラリーに成長した方も多くおられます。いわば若手ギャラリストの登竜門として、この「ウルトラ」ははっきりと位置づけられています。

ULTRA06 会場の様子

ULTRA006 会場の様子

ULTRA06 オープニングレセプション

ULTRA006 オープニングレセプション

今年の「ウルトラ」、私は前期の出展で、開催前夜の台風接近や地震で少し心配はありましたが、初日のオープン当初から多くの方々がお越しになり、東京での「ウルトラ」の注目度および毎年恒例のイベントとしての定着度の高さを思い知らされました。初日のオープニングレセプションにも、コレクターの方々や業界関係者が多数詰め掛けて、閉店時間まで大いににぎわっておりました。前期の4日間でも5000人強の来場者、前後期トータルでも11000人以上の来場者があったそうです。

せっかくなので、私のブースも控えめにご紹介させていただきます(笑)。

展示ブース / 山中俊広  (the three konohana )

展示ブース / 山中俊広 (the three konohana )

私のギャラリーで9月10月に個展を開催した加賀城健さんと、同じ此花区のギャラリー梅香堂の取扱作家前谷康太郎さんの作品を、「ウルトラ」でご紹介いたしました。
向かって左側に、前谷さんが自然光をサンプリングしたミニマムな写真作品の新作シリーズ、右側は加賀城さんが染色した着物の反物などをコラボレーションして、壁面インスタレーション展示でおこないました。他のブースとも毛色が違う内容でしたので、足を留めてじっくりと見てくださる機会も多くありました。

ULTRA06 会場の様子

ULTRA006 会場の様子

お客さん目線からこの「ウルトラ」を見ますと、若いギャラリストが多いので出品している作家も比較的若手が多く、作品もリーズナブルなものが目立っていました。また、会場も南青山のランドマーク的な建物なので、アートにそれほど馴染みの少ない若いお客さんも多数お越しになられていて、アート作品を身近に感じてもらったり、初めての作品購入の場としては理想的なアートフェアという印象でした。もちろんコレクターの方々も、若手発掘の意識を持ってご覧になられていますし、「ウルトラ」は『若手による若手のため』のアートフェアとして、お客さんにもギャラリストにも浸透し定着しているアートフェアといえるでしょう。

少し補足としまして、「ウルトラ」後期の11月初旬には、スパイラルのスペースの一部で「+PLUS: THE ART FAIR 004」が同時開催され、こちらでは一般的なアートフェアスタイルで、ギャラリー出展によるアートフェアがありました。熟練したベテランの感性と若手のみずみずしい感性、両者のバランスが合ってこそ、日本のアートシーンは成熟と成長を深めていくものなのだと思います。

EMERGING Director’s Art Fair ULTRA / +PLUS: THE ART FAIR ホームページ:
http://systemultra.com/wp/

text:山中俊広/インディペンデント・キュレーター、the three konohana代表

ART OSAKA 2013 閉幕

こんにちは、事務局の宮本です。
ART OSAKA 2013 が閉幕して、早1ヶ月。
今年はお天気にも恵まれ、また 大阪では現代美術のイベントが重なり、3日間で3650名と、本当に多くの方にご来場頂くことができました。
ご来場頂きました皆様、関係者の皆様へ、運営側一同心よりお礼申し上げます。

さて、遅ればせながら、今年の様子を写真で振り返ってみたいと思います。

7月19日(金) 内覧会スタート。
招待客の方々が続々とご入場。お目当ての作品を見て回ります。

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受付の様子

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来場者の風景:TEZUKAYAMA GALLERY

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フィンガーフード:シェドゥーブル, シャンパン:アサヒビール協賛

初日金曜日夜のレセプション。今年は宴会場でのレセプションパーティではなく、ホテル26階客室での作品を目の前にしたレセプション。アーティフルな雰囲気漂うフィンガーフード は、シェ・ドゥーブル さんのケータリング。

7月20日(土) 一般公開
展示部屋数は全部で70を越える程。1部屋5分掛けて見るとすれば、所要時間6時間掛かる計算に(驚)!
会場内は、ギャラリースタッフ、お客様の他に、作家本人も詰めかけています。

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展示室の様子:ギャラリー風

すべてのギャラリーの展示様子に触れると永遠に続きそうですので、ここでは割愛(泣)。
全ギャラリーの展示様子はフォトアルバム (Flicker) でご覧頂けますので、是非こちらをご覧下さい。

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ナイトビューイング

土曜日の夜は、少し遅い時間帯(18時ー20時) までご覧頂けるナイトビューイングを開催。
26階の高層階からは、美しい大阪の夜景が望められ、夏の夜のアートイベントを演出するかのようでした。

7月21日(日) 一般公開
あっという間に最終日となる日曜。
今年は、フランスの芸術団体 “JEUNE CREATION ” との交流プログラムが行われており、フェア会期中には、今年11月にパリで開催されるグループ展JEUNE CREATION に招待派遣される、若手作家1名を決める審査も同時進行されていました。

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JC選考審査の様子
左) アンスティチュ・フランセ 関西の文化担当官 Isabelle OLIVIER 氏
右) JEUNE CREATION 2012-2014ディレクターJeremy Chabaud 氏

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JC最優秀賞に選ばれた鈴木祐哉氏の映像作品

そして、見事グランプリを受賞したのは、北海道のギャラリーsalon cojicaから映像作品を出展していた、鈴木悠哉氏(b.1983 福島県生まれ)。おめでとうございます!! フランスでの展覧会、頑張って下さい!
また、鈴木氏の他にも、急遽設けられたJC奨励賞に、三宅砂織氏(FUKUGAN GALLERY)、mariane氏(studio J)、南俊輔氏(salon cojica) の3名も選ばれ、フランスでの展示の可能性が開けました。

こうして、楽しみどころ満載のART OSAKA 2013 は閉幕致しました。

詳しいクロージングレポートや、掲載誌一覧をまとめたプレスクリッピングは、公式ウェブサイトのプレスページにUPしております。

夏の終わりが近づき、芸術の秋が目の前。
秋は、ギャラリーも展覧会が充実する季節です。
ART OSAKA で気になった作家さんや、ギャラリーがございましたら、是非お気軽に足をお運び下さいませ。

text:宮本典子/ART OSAKA フェアマネジャー

New City Art Fair 大阪 スタート

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こんにちは、事務局の宮本です。
 
事務局も7月に開催されるART OSAKA 2013に向けて準備まっただ中。
そして、出展ギャラリーの皆さんも夏に向けて精力的に活動されています。
 
今日 4月24日(水) から28日(日)まで開催されているニューシティ・アートフェア(於:阪急うめだ本店9F ギャラリー)にも、 ART OSAKA に出展するギャラリーが8軒も参加されています。早速フォトレポートを。
 
1980年代から京都の現代アートシーンを牽引しているMATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w。これまで、若手や新人作家の紹介を積極的にされてきました。迫力のある馬の作品は、60歳を超えて本格的に作家活動をはじめた新人。
 
 

MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w (京都)  <手前>馬の立体:田中一樹 <奥>風景をモチーフにした油絵:松尾竜平

MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w (京都)
<手前>馬の立体:田中一樹 <奥>風景をモチーフにした油絵:松尾竜平


 
ギャラリー点 は、伝統工芸の街・金沢を拠点にしながら、現代的な感覚で新しい表現を追求している作家を取り扱うギャラリー。必ずしも工芸的なものばかりを扱っているのではなく、ペインティングの作家、山室淳平氏や北本真隆氏の作品にも要注目。
 
今回思わず見惚れてしまったのは、ガラスを使った作家、小曽川瑠那の作品や笹川健一作品。
 
 
ギャラリー点 (金沢) <左> 花びらをモチーフに切子ガラスの手法でつくられた作品:小曽川瑠那 <右> ガラスのうつわを朽ち果てさせ、時間や記憶の経過を感じさせる作品:笹川健一

ギャラリー点 (金沢)
<左> 花びらをモチーフに切子ガラスの手法でつくられた作品:小曽川瑠那
<右> ガラスのうつわを朽ち果てさせ、時間や記憶の経過を感じさせる作品:笹川健一


 
今回のフェアの主催ギャラリーでもあるhpgrp GALLERY TOKYO はクールで洗練された作品を扱っています。NCAFのメインビジュアルにも使われている進藤環の写真は幻想的な世界がつくられています。正面の宮原夢画の写真は、モノクロに花びらの色がとても艶っぽい。
 
 
hpgrp GALLERY TOKYO (東京) <左>進藤環の写真作品  <正面>宮原夢画の写真作品

hpgrp GALLERY TOKYO (東京)
<左>進藤環の写真作品 <正面>宮原夢画の写真作品


 
大阪には現代写真を扱うギャラリーが多いのですが、その一つ、Picture Photo Space:Veiwing Room では、須藤絢乃さんのセルフポートレートの連作が並んでいます。
 
須藤作品は、アメリカでもとても好評で、コダックの創業者であるジョージ・イーストマンの邸宅を写真美術館にしているGeorge Eastman House (N.Y.) で、6月に展覧会が予定されている他、ミュージアムへの収蔵も決まったとのこと!
 
 
Picture Photo Space:Viewing Room (大阪) 須藤絢乃の写真作品

Picture Photo Space:Viewing Room (大阪)
須藤絢乃の写真作品


 
東京恵比寿の住宅街にあるギャラリー、工房 “親” 。思わず目に止まってしまったのは、木目の美しさを生かした鹿の作品。一見とてもかわいいのですが、この作品には、観光地で餌付けされている鹿のおかれた社会状況が制作の切掛になっているそう。
 
 
工房 “親” (東京) <左>メルヘンなパステルの作品:庄島歩音 <右>木目の美しい鹿の立体:黒田大解

工房 “親” (東京)
<左>メルヘンなパステルの作品:庄島歩音 <右>木目の美しい鹿の立体:黒田大解


 
札幌のギャラリーsalon cojica、いつも意欲的な展示をされます。
去年のART OSAKAでも印象的だった、武田浩志作品は、ゴールドやシルバーなど色が加わったり、支持体の形も複雑になったり進化しています。
 
 
salon cojica (札幌)  映写機のインスタレーション:南俊輔  ミクストメディア平面作品:武田浩志

salon cojica (札幌)
映写機のインスタレーション:南俊輔 ミクストメディア平面作品:武田浩志


 
そして、出口付近にはGallery OUT of PLACEのHogalee作品がドドーンと。
現代美術・イラストレーションなどの領域を超えて活動している作家で、数々のウォールペインティングを手がけられています。画面の中には戦闘機などのモチーフも描かれていて想像をかきたてられます。
 
 
Gallery OUT of PLACE (奈良・東京) Hogalee作品

Gallery OUT of PLACE (奈良・東京)
Hogalee作品


 
写真では紹介しきれない興味深い作品が、もちろん沢山ありました。
アート作品は絶対に自分の目で見て感じないと分からないので、是非会場まで足をお運び下さい。
 
各ギャラリーさんにART OSAKA 2013での予定を伺うと、今回ご紹介している作家さんを継続してお見せするというところと、今回のフェアには出していない作家さんや新作を準備しているとのこと。是非お楽しみに。
 
text:宮本典子/ART OSAKA フェアマネージャー
 

アートフェアカレンダー

表示の日程には、内覧日が含まれている場合があります。詳細は各自ご確認下さい。

表示の日程には、内覧日が含まれている場合があります。詳細は各自ご確認下さい。

早速ですが、2013年の上半期のフェア日程が大体発表されています。
メモを兼ねて、アジアのアートフェアを中心にまとめました。
毎月どこかの都市でフェアが開催されていますね!
皆様は、今年どのフェアに足を運ぶ予定ですか?
ART OSAKAでは、質にこだわっているギャラリーばかりが、
現実味のある価格帯の作品を多く取り揃えていますので、ぜひ、ぜひおすすめです。
遠方の方も、この機会をご活用いただきたいです。
今から、新しい手帳の7月20日(土)21日(日)には “ART OSAKA”と、メモをお忘れなく!

text:宮本典子/ART OSAKA フェアマネージャー